焼き物が好きです。
その中でも龍門司焼が特に大好きで、たくさん持っています。
私が考える龍門司焼のいいところ!
1 見た目ほど重くない
2 黒と白とあって、盛り付ける料理で使い分けしやすい
3 お手頃なお値段。日常に気兼ねなく使える
4 直接、窯元に買いに行ける
5 三彩がかわいい
三彩は、下の写真みたいに白の土台に緑と茶の三色の伝統的な装飾のこと。
我が家では、こうやって黒糖を入れています。
龍門司焼は薩摩焼のカテゴリに属します。
その歴史は、文禄・慶長の役(1529~1598)、
別名「やきもの戦争」で朝鮮出兵した薩摩藩17代藩主島津義弘が
80人以上の朝鮮人陶工を連れ帰ったことに始まったそうです。
同じ薩摩焼の沈壽官窯について書かれています。
この本を読むまでは、薩摩焼に関してはとても浅い知識でした。
けれど、歴史の教科書には書かれていない陶工の方々の苦労などを知り、
複雑でせつない気持ちになりました。
そして、祖父母を思い出しました。
祖父母は沖縄出身で、祖父は琉球漆器の職人でした。
沖縄を離れて他県の工芸所で作品を作っていたのですが、
その当時のエピソードを聞いたことを思い出しました。
苦労しながらも、焼き物の技術や文化を日本に残してくださった
陶工の方々に感謝です。
龍門司焼の今年の陶器祭りも楽しみにしています。
開催は12月14日(金)〜16日(日)でなんと全品20%オフ!
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